
また、青年の家のこれからの新しい評価、価値というのはどういうものだろうかということで、サンデー毎日の編集長をした四方さんにいろいろご意見をいただき、5つの分科会で議論をしていただくことになっております。
最後は、いろいろな外から見た大きな幅の広い人間関係をつくってもらうために、野球の鉄人と言われた衣笠選手のお話しをお土産として入れております。
私ども238の加盟施設が、外から内からの常識を踏まえながら、ひとつひとつの施設は小さいかもわかりませんが、その点としての施設が線になり、そして面になって全国に青年の家に行かなければ損をするという、新しい風を起こすきっかけの会になっていただけるならば、主催者といたしまして大変うれしく存じます。
また今日は、皆様方総会の席で新しく今までにないひとひねりもございました。青年の家デーを決めていただきました。それをひとつの核にして、3月26日を中心に全国で何か話題を提供していただければ大変ありがたい。そして11月、江田島で行います全国運営研究協議会の際には、新しいシンボルマークと新しい旗を通して、さらに前進して行ければ大変ありがたいと考えております。
今、全青協に加盟しております施設が、年間どれくらいの人に利用されているか、先般調査いたしましたところ、1,000万人近くの方々に利用されております。1億2,000万の人口の中で、1,000万という数字は、大した数字だと思います。どうぞ自信を持って、やるからには楽しく、何を残し切るか、その時代にどう変わっていけばいいのか、新しい時代に相応した青年の家づくりをこれから目指してまいりたい。役員一同力を合わせてお手伝いさせていただきたいと考えております。
そのような意味において、それぞれの施設がナンバーワンをねらうのは簡単でありますが、地域性、特殊性、環境等全部違っております。ぜひひとつ、オンリーワンをねらって、輝く施設になるように、ご努力するきっかけになれば大変ありがたいと考えております。
最後になりましたが、この会を盛り上げるために、国立オリンピック記念青少年総合センターの田原所長を始め、多くの方々にご援助をいただきましたことに感謝を申し上げるとともに、参加されています皆様一人一人にとって、思い出に残る会になりますことを祈念しまして主催者のあいさつといたします。
どうもありがとうございました。
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